連休なのでモッツァレラっぽいチーズみたいなアレを作りました
連休入りましておめでとうございます。7億円当たっていません。
この連休は徒に過ごさず、こうなんか、クリエイティブなことをしたいと考えています。なのでチーズをクリエイトするフェスティバルを開催しました。
これが
最終的にこうなります。
まず原料ですが、牛乳5L。低温殺菌のもの。
そしてレンネット。牛乳を固めてくれるすごいヤツ。もやしもん1巻によると、レンネットは子牛の胃からしか採取することができず、チーズのためにものすごい数の牛さんが死んできたらしいんですが、カビの一種がレンネットと同じ力をもつことがわかり、多くの牛さんを救ったそうです。このレンネットはAmazonで買ったんですが、カビから作られた方のレンネットです、たぶん。
1/4錠に割って使います。
あと味付けにクエン酸と塩。本来、牛乳を乳酸発酵させてチーズの酸味を出すんですが、その過程が面倒なのでクエン酸を加えて酸味を出します。どれくらい入れれば良いのかよくわからなかったんですが、とりあえず牛乳5Lに対してクエン酸大さじ1くらい加えてみました。
まず適当に弱火で牛乳を温めます。ちゃんとしたレシピとかみてると湯煎であたためろと書いていたんですが、5Lの牛乳を湯煎できる鍋がなかったので直火で暖めました。この時点でAM1:30。
牛乳にクエン酸を混ぜたりしながら牛乳を35℃まで暖めました。弱火だったので8℃の牛乳を35℃まで40分くらいかけて暖めています。この時点でAM2:10。
この時点で牛乳に塊ができていてなんだこれはとなったのですが、そういえば牛乳にクエン酸を入れて暖めるって、まんまカッテージチーズの製法ですし、カッテージチーズみたいなものなんだと思います。
牛乳の火を止めたら、水に溶かしたレンネット加えて30秒ほど混ぜます。
待ち。
30分後、ふたを開けてみるとそこには変わり果てた牛乳の姿が。ナイフで切り込みを入れてみると、ちゃんと固まって、カードとホエーに分かれていることがわかります。ホエーを取り出していきましょう。
ホエーをとり続けるのだ。
ホエーを限界までとるとこんな感じになりました。卯の花みたいですね。
80℃のお湯に入れて練ったりしているとちゃんとチーズっぽくなりました。この時点でAM4:34。
あとは塩水に入れて塩味をつけてあげます。30分くらいしたら引き上げて完成です。
翌朝。トマトといっしょにカプレーゼっぽいアレにしてみました。バジルがなかったのですが、ちゃんとチーズしててよい感じでした。
結局、5Lの牛乳から480gほどのチーズが得られました。材料費は1200円ほど。ふつうに業務用のモッツァレラチーズを買った方が安いのではという疑惑がうまれましたが、経験を買ったということにしました。いい経験でした。